2018年アートシーズン
2018年3月31日から11月4日まで
2018年は、ドメーヌ・ド・ショーモン・シュル・ロワールにとって特別な年になります。最初の「芸術の季節」が2008年に発足して以来、今年で十周年を祝います。
ショーモン・シュル・ロワールは、この「芸術の10年」で、世界のメジャーアーチストまたは新人アーチストの75以上の作品を購入、あるいは当地へ招待してきました。
そして、当然のことながら、また新しい彫刻家が参加し、このドメーヌのエスプリと彼らの想像力が出合います。しかし、特にこの10年間に大きな足跡を残したアーチストは、この10周年記念にまた新しい作品を生み出すためにショーモンにやってきます。
ショーモン・シュル・ロワールの芸術・自然センターでのこの特別の機会に、15を越える作品の購入あるいは展示が予定されています。
このような中で、2018年に偉大なアメリカの芸術家シーラ・ヒックスがまた、城のアパルトマンに新たなインスタレーションを展示いたします。2015年にヴェネツィア・ビエンナーレでオーストラリア・パビリオンをデザインしたフィオナ・ホールも招待されており、ミツバチの世界のように、人間世界にも必要な調和を表した作品を展示します。
その他すでに当地で展示されたアーチストとしては、ニルス・ウドの神秘的な「巣」、エヴァ・ジョスパンの空想の洞窟、中谷芙二子の夢想的な霧、クラウス・ピンターの宇宙を表しているような球体、アンヌ&パトリック・ポワリエの「文書館学」的な作品を挙げることができます。またサルキスは、時代によって傷ついた家具を用いて、独特で詩的な作品を発表します。
2018年のゲストの中には、巨大な竹の作品を展示する日本のアーチスト四代 田辺竹雲斎、ベトナムのDuy Ahn Nhan Ducの蜘蛛の巣のような植物のインスタレーション、ブラジル人のナタリー・ネリの独特の植物の集積、シモーヌ・フルパンの自然の形状を喚起する真っ白な生地の彫刻作品などがあります。
ショーモンのドメーヌの多くの常設の作品展示と同様に、最近亡くなったジャック・トレフェミュス(JacquesTruphémus)に特別な賛辞が贈られます。
2018年はしたがって、発見と芸術的感動のあふれる記念の年となります。