2025年4月19日~11月2日
植物コレクション
グアルー公園
published at 18/01/2023
ドメーヌ・ド・ショーモン・シュル・ロワールは、2009年に「Jardin Remarquable(優れた庭園)」のラベルを取得後も、年々新たな要素を付け加え、変化し続けてきました。それらは、レストランの近くに作られた半円形の香り高いバラ園、何千本も植えられたパステルカラーのチューリップやスイセン、フェスティバルの庭園、青と紫のモノクロームの庭など様々であり、全体的な調和、色の均一性、絵画的美しさなどに特に注意が払われています。
しかし、ドメーヌ・ド・ショーモン・シュル・ロワールは、美しさやはかなさを演出する庭園で知られる場所にとどまりません。当ドメーヌは、フェスティバルの庭園が象徴する短い時間や大庭園の長い時間、場所が喚起する歴史的な時間など、庭園の様々な時間とも結びついています。例えば、ショーモン城の最後の個人所有者であったブロイ公夫妻は、ドメーヌの管理人との手紙のやり取りから、植物をこよなく愛する人々であったことがわかっています。19世紀末、夫妻は有名な造園家アンリ・デュシェーヌに設計を依頼し、温室やオランジェリー、大型の温室植物園を作らせ、そこで植物コレクションを管理して、当時最も権威のあった園芸コンテストで賞を獲得していました。
ドメーヌ・ド・ショーモン・シュル・ロワールは、歴史に彩られ、自然と芸術的創造に捧げられた場所です。私たちは、グアルー公園(Prés du Goualoup)と国際庭園フェスティバルの一部のエリアを、植物コレクションによってより豊かなものにすることが重要であると考えています。植物と園芸の様々な品種を集めた、正に生きた図書館のような植物コレクションは、訪れる人に、新しい植物や驚くべき植物を発見し知見を深める良い機会を与えてくれることでしょう。