通年
ショーモン城
歴史大庭園、厩舎
published at 24/08/2017
ロワール渓谷を望むショーモン城は、文化的景観がユネスコ の世界遺産に登録されており、ロワール河畔の古城の中でも 傑出した城の1つとなっています。16世紀には王妃カトリーヌ・ ド・メディシスが所有し、次いでその恋敵であったディアーヌ・
ド・ポワチエの手に渡ったショーモン城は、その歴史を通じて、 ノストラダムス、彫刻家ニニ、ベンジャミン・フランクリン、ジェルメ ーヌ・ド・スタールといった数多くの著名人を迎え入れてきまし た。19世紀末には、ショーモン城最後の個人所有者であった ブロイ公妃が城に近代的な息吹をもたらし、絢爛豪華な饗宴
が催される華々しい時代を迎えました。
城のまわり
厩舎
ヨーロッパで最も豪華で近代的な厩舎が、ブロイ公の依頼によ り、建築家ポール=エルネスト・サンソンによって1877年に建
てられました。
歴史ある大庭園
ブロイ公の希望を汲んで作られた広さ21ヘクタールの歴史あ る大庭園は、イギリス風の風景式庭園で、1884年から、19世 紀末のフランス有数の造園・建築家アンリ・デュシェーヌが設計
を手がけました。